巨人・ブリンソン 怠慢プレー再び!チーム内にも波紋必至の舞台裏

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今季はたびたびのボーンヘッドをおかしているブリンソン(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人ルイス・ブリンソン選手がまたもボーンヘッドだ。

 東京ドームを騒然とさせるプレーが飛び出したのは両軍無得点で迎えた5回1死。巨人としては何としても先制点が欲しい場面で、ブリンソンはジェレミー・ビーズリーの150キロを完璧に捉え、打球は中堅フェンスを直撃した。

【動画】7回には一時勝ち越しとなる中田の2ランが飛び出すなど巨人ペースかと思われたが…





 しかしブリンソンは打球方向を本塁打と勘違いしたのか、確信歩きでゆったり一塁へ向かうと、途中で気づいた模様で猛ダッシュ。本来ならば余裕で二塁打にできたところを判断ミスで単打とし、この驚愕プレーにはベンチの原辰徳監督も真っ赤な顔で首をかしげながら、あきれ笑いを浮かべるしかなかった。勝利を信じて必死に応援を続ける巨人ファンも裏切るプレー。その後、中山礼都の安打も飛び出しただけに、ブリンソンが最初から二塁に進んでいれば、生還を果たせていたかもしれない。何とも悔やまれるプレーとなった。

 巨人はその後、7回に中田翔の2ランが飛び出すなど一時、2-1とリードするも、8回から登板した鈴木康平が中野拓夢に2号ソロを浴び、2-2の同点に持ち込まれる。延長戦の末、阪神に敗れて2連敗。首位・阪神とのゲーム差は今季最大の10ゲーム差とし、ついに自力Vの可能性が消滅した。

 中継のBS日テレではブリンソンの当該プレーについて試合後、原監督の「申し訳ない、指導不足。プロを志す少年、全ての野球人に対して、私自身の指導不足。恥ずかしいプレーでしたね」というコメントも流れた。指揮官自らが謝罪を行う、異例の展開となった。

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