あってはならないプレーが…延長11回、2死満塁でまさかの一塁牽制死 勝負所で見えた西武と中日の「明確な差」
西武としては非常に大きな1勝になった。3点差に広がったこともあり、12回裏は新人ながら抑えを担う岩城颯空ではなく、豆田泰志をマウンドへ送り込むことができた。さらに、前日にセーブを挙げた19歳・篠原響の温存にも成功。交流戦優勝争い、そしてリーグの首位争いに向けて弾みがついた。
一方、中日としては本拠地で痛い1敗をまたも喫してしまった。ソフトバンク、西武を迎えた本拠地6連戦はわずか1勝のみ。それも西武との第1戦で辛くもサヨナラ勝利。交流戦開幕4連勝の後、5連敗→1勝→2連敗と負けが込んでいる。シーズン通算の借金は今季ワーストの「17」だ。
牽制刺について、チーム内で「昨季もあった旨」が共有されていたかは分からない。ただ、100%アウトになってはいけない場面。一塁走者の細川、同ベースコーチの堂上直倫コーチの間で徹底されていたのか。こういう結果になった以上、チーム全体が責められるのは仕方がない。
パ・リーグで首位を堅持する西武、セ・リーグ最下位に沈む中日。後者の目線で言えば、その差をまざまざを見せつけられる、今回のゲームだった。
[文:尾張はじめ]
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