「準決勝に導いたのはハートだ」称賛されるべきイランの”気迫” 最後まで気持ちで圧倒したと米メディアが指摘「意気消沈することはなかった」【アジア杯】

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日本に逆転勝利を収めたイランは喜びを爆発させた(C)Getty Images

 森保一監督率いるサッカー日本代表は、カタールアジアカップで3大会ぶり5度目の優勝を目指したもののベスト8でイランに敗れ、大会を去った。現地時間2月3日に行われた準々決勝では、前半に守田英正のゴールで先制するも、後半に2点を奪われての逆転負け。特に守備面では試合序盤から脆さが目立ち、得点差以上に日本が劣勢に立たされた試合となってしまった。

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 一方、後半アディショナルタイムで逆転ゴールを挙げるという劇的な展開で勝利したイランは、日本に対しシンプルな攻めを徹底。55分の同点ゴールは敵陣でボールを奪うと、素早いパスで中央を突破、最後はサルダル・アズムンからモハマド・モヘビへと繋ぎ、あっさりと日本のディフェンスを攻略した。

 さらに、ロングボールでも攻め続け、アディショナルタイムにPA内で日本のファウルを誘いPKを獲得。イランのアリレザ・ジャハンバフシュが冷静に決め、逆転に成功。その後の日本の反撃も跳ね返し、試合終了のホイッスルとともにイランの選手、ベンチスタッフはグラウンド上で歓喜に沸き、喜びの感情を表現していた。

 日本は先制以降攻めあぐね、選手交代でも試合の流れを変えられず、終盤はイランの攻撃にさらされるのみとなっていた。逆にイランは手を緩めることなく、最終盤まで日本を圧倒。劇的白星で2大会連続でのベスト4進出を果たしている。

 イランの気迫溢れる攻撃、そして守勢に回り続けると日本という一方的な内容となったこの一戦。米メディア『ESPN』は両チームのメンタルの違いなどをフォーカスしている。

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