森保ジャパンの“最大の障壁”は「日本人」 米局が指摘したW杯優勝に向けた意外な課題「野心を犠牲にするべきではない」
やはり懸念されるのは、故障者の多さだ。先述のようにメンバー選考から漏れた南野と三笘に加え、遠藤航と冨安健洋も故障から戦列復帰したばかり……。試合勘などの不安はどうしても付きまとう。
そうした台所事情にも言及した『ESPN』は、「あらゆる兆候は、チームが正しい軌道に乗っていることを示しているが、日本はどれだけ優勝に近づけるだろうか」とポツリ。そして「日本が次のステップに進む上での“最大の障壁”は日本人たち自身にある」と、過去4年間でドイツやイングランド、ブラジルといった列強国を破ってきているにもかかわらず、時折、疑心暗鬼となって慎重な戦いを見せる日本に対し、「進歩は小さな一歩から生まれる」と諭した。
「もちろん、オランダのようなサッカー界の列強国を相手に、ワールドカップ初戦で、いきなり全員攻撃を仕掛けるような好戦的なスタイルに転じるのは無謀だ。しかし、上へと勝ち進みたいなら、より強い相手に対して、完全に守りに入ってカウンターに転じる戦術に固執するのではなく、ボールポゼッションをより多くして、試合をコントロールしようと努めることも求められるのではないか。
現実主義であるために、野心を犠牲にするべきではない。それは矛盾だ。日本がワールドカップで優勝するには、どんな相手にも『勝てる』と信じてプレーし始める必要があるのかもしれない。過去の実績を見れば、それが可能であることは明らかなのだから」
果たして、この夏に森保ジャパンは、歴史の扉をこじ開けられるのか。一筋縄ではいかない挑戦だが、彼らの躍動を信じたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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