「熱男流」仕事で目標を達成する方法は【紙に書く】!?

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【バカを出す】ができなくなったらユニフォームを脱ぐ

 毎年郡を抜いた強さとチームワークの良さで他球団を圧倒し続けている福岡ソフトバンクホークス。そのチームのムードメイカーとしていつも皆の中心に立っているのが松田である。彼はチーム内での自分の役割についてどう考え、どうプレーに活かしているのだろうか。


「よく『バカを出す』と言っているんですけど、僕はこれを凄く大切にしていて、この気持ちが無くなった時にはユニホームを脱がないといけないなって思っています。この気持ちがあったからこそプロ野球の世界で結果を出せたわけですし、これが評価されたから活躍出来たと思っているんですよね。バカになることは年々難しくなっていきますけど、自信だったり経験、成功例などと言ったものは年々加算されていますし、例え体力が落ちてきて数字が出なくなってきたとしても気持ちの面では寧ろ若くなってきています。ただ、怪我をした時の恐怖感というものは常に持ち続けていますね。結局怪我や不調でずっと結果が出ない状態が続くと、『なんで熱男なんて言ってるんだ。そんなものやめてしまえ』とかいう人が出てくると思うんですよ。それこそ今年の4月もそれを感じていた部分はありました。」

 そう語る松田。やはり実際言葉にする以上に難しい部分はある。だが自らのパフォーマンスにこだわり続けてきた彼だからこその譲れない思いがあった。

「やっぱり2015年から『熱男〜!』をやってきたわけですけど、3年間を通して頑張ってきた成果はあるし、そう言った意味でも全然負ける気はありません。まだまだプロ野球の世界でやっていくという自信はありますね。僕は野球を辞めるまで『熱男〜!』というこの言葉でプレーしていきたいと思っています。」

「熱男流」 仕事で目標を達成する方法

 最後にこれまでの経験を踏まえて現在社会で働く人に向けて彼なりのアドバイスをもらった。

「今自分が置かれている立場や現状においてトップを目指したり、良いものを出して欲しいです。そうすれば必ず成果は出ると思います。なかなかベストを出すことは難しいことですし、出したくても出せない時もあると思いますが、出したいという気持ちを持つこと、準備をすることは大切です。僕らも年間143試合戦っていますけど、その中でただ与えられたものを消化するだけでは何の達成感もありません。自分で、『今週はこれ』とか『今月はこうする』と言ったように紙に書くと良いかもしれません。僕もよく『今月は○本ホームランを打つ』など目標を書いています。そうすることによって、そこにどれだけ追いついていけるかと言う高い目標を掲げることができるんじゃないですかね。」

 なりたい姿を紙に書く。これが日本一熱い男からの仕事で成功する為のアドバイスだ。

※インタビューは2017年12月に行われました。

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〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

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