松井裕樹、山崎福也がFA権行使を表明 昨オフ宣言した8選手とその去就は?

タグ: , , , , , 2023/11/8

森はオリックスでリーグ優勝に貢献した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 プロ野球は日本シリーズが閉幕し、ストーブリーグに突入。11月6日からはフリーエージェントの有資格者たちが権利行使できる手続き期間が始まった。初日にはすでにメジャー挑戦を球団から容認されていた楽天・松井裕樹が海外FA権行使の手続き。2日目となる7日にはオリックス・山崎福也が国内FA権行使の手続きを行った。

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 FA有資格者として公示されているのは106選手にのぼる。今後も宣言する選手たちが続くことが予想されている。

 では、昨年のオフにFA権を行使した選手たちは何人いたのだろうか。昨年は109選手の有資格者が公示され、うちFA権を行使したのは8選手だった。

 今年の松井のように、メジャー挑戦を目指したのがソフトバンク・千賀滉大だった。その後、メッツと5年総額7500万ドル(約113億円)で契約。念願だったメジャー移籍を実現し、1年目から12勝7敗、リーグ2位の防御率2・98の好成績で新人王の最終候補3人に残っている。

 また残留を前提としてFA宣言したのが3選手。阪神の西勇輝、岩崎優と、西武の外崎修汰がFA権を行使した上で、所属球団と複数年契約を結んで残留した。

 国内他球団へ移籍したのは4選手だった。まず日本ハム・近藤健介がソフトバンクへ。西武の森友哉はオリックスへ移籍。オリックスの伏見寅威は日本ハムへ移り、DeNAの嶺井博希がソフトバンクへ移籍した。4選手中、捕手が3人。限られたポジションである捕手の移籍は、それぞれの動きが別の選手へ影響を与えているようにも映った。

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