去る栗林と残った源田、侍ジャパン14年ぶりの大会中選手入れ替え

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(C)Getty Images

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での熱戦が続く侍ジャパンは14日、腰の張りを訴えた栗林良吏投手(26)に代わり、オリックス山﨑颯一郎投手(24)を代替登録すると発表した。WBCではラウンドごとに、負傷者の入れ替えが可能となっている。

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 一方で、右手小指の骨折が報じられている源田壮亮内野手(30)は、14日の全体練習でも精力的にノックを受けた。10日の韓国戦で帰塁した際に患部を負傷。不動の遊撃手と目されていたが、その後は欠場が続いている。

 練習を終えた源田は「全然普通にやれます。今も普通に全部練習していますし、大丈夫です」とプレーには問題ないことを強調。「バッティングもやっています。とにかく勝てるように、全力で戦いたい」とメンバーの一人として最後まで戦い抜く意思を示した。

 大会開幕前の出場辞退は、今大会のカブス・鈴木誠也(28)や、前回2017年大会の嶋基宏ら何人かいる。ただし、大会開幕後の負傷者交代は、2009年の第2回大会まで遡る。

 当時は主砲の離脱に見舞われた。4番に座り打撃好調だった村田修一が、第2ラウンドの韓国との順位決定戦で右足太腿裏の肉離れを起こして退場。決勝戦に向かうことができず、車椅子に乗って無念の途中帰国となった。栗原健太が代替選手として渡米し、三塁の穴は川崎宗則、片岡易之らが埋めた。

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