「野球の魅力がすべて詰まっていた」侍ジャパン、死闘のメキシコ戦をスペインメディアも激賞!

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(C)Getty Images

 侍ジャパンが激闘を制し、史上3度目の世界一に王手をかけた。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で、日本代表「侍ジャパン」はメキシコ代表に逆転サヨナラという劇的な展開の末、6-5で競り勝った。今大会、初めてとなる終盤まで追いかける展開となり、9回裏の攻撃までリードを許していた中、最後の最後で不振に喘いでいた村上宗隆のバットが勝負を決めた。

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 もちろん、サヨナラの場面に向かうまでも、侍ジャパンのメンバー全員が踏ん張ったことで、白星を手繰り寄せることとなった。

 投手陣では先発の佐々木朗希、後を継いだ山本由伸湯浅京己もそれぞれ得点を許したものの大崩れせずゲームを作った。打撃陣でも吉田正尚の同点3ランや、土壇場で2ベースを放った大谷翔平といったメジャーリーガーの活躍の他、8回に3バントを成功させた源田壮亮、代打で犠牲フライを記録した山川穂高らも存在感を発揮。まさにすべての選手が演出した逆転劇となった。

 死闘となったこの一戦の結末は、もちろん海外でも大々的に伝えられている。スペインメディア『as』は試合終了直後にこのゲームをレポート、日本の勝利を報じるとともに翌日の決勝戦の展望も掲載している。

 記事では「この試合は壮絶だった。素晴らしいピッチング、コンタクトヒッター、小技、長打、そしてサヨナラでのゲームセットなど、野球の魅力がすべて詰まっていた」と振り返っており、続けて「これは、我々が望む最高の野球の試合の1つとなった」と劇的な内容となったことを強調した。

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