藤川阪神、広島に"守り負け"守備の名手に何が…木浪聖也が1試合3失策の痛恨

木浪は2回先頭のファビアンの打球をファンブルなど、1試合3失策を記録した(C)産経新聞社
阪神は19日の広島戦(甲子園)に0-3と今季3度目の完封負け。首位広島との直接対決で痛い連敗を喫した。
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拙守も敗因の一つとなった。2回広島先頭のサンドロ・ファビアンの遊撃への打球を木浪聖也がファンブル、その後、二死一、三塁の場面でも矢野雅哉の三遊間寄りのゴロを木浪が一塁悪送球。適時失策となり、1点を失った。続く二死二、三塁の場面で羽月隆太郎に中前適時打を許し、さらに2点を失う。
木浪の1イニング2失策からこの回は一挙、3点のリードを許す結果となった。木浪は0-3の9回無死一塁の場面も、代打、中村奨成の打球を後逸、1試合3失策を記録した。
打線は相手左腕、床田寛樹の前に2回は前川右京の三塁打で一死三塁とするも坂本誠志郎、木浪は内野ゴロと好機を生かし切れず。さらに6回は一死から近本が左中間へ長打を放ち、これをファビアンが捕れず、ボールは転々と転がる中、カバーに入った野間峻祥が中継に入った矢野へ。さらに矢野の爆肩が炸裂。ストライク送球で三塁へ送り、近本はタッチアウトとなった。
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