「結果は理想的なものではなかったが」大量失点の藤浪晋太郎、MLB公式は「99マイルをコンスタントに記録」とポテンシャルに着目

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(C)Getty Images

 口惜しさにまみれたメジャーデビューとなった。

 アスレチックスの藤浪晋太郎は4月1日、エンゼルスとのゲームでメジャー初先発のマウンドに登った。2回を終えるまで三振4つを奪うなど、これ以上ない立ち上がりをみせるも、3回には四球で先頭打者を歩かせると、連打を浴びるなど5失点と崩れ、2回1/3で降板。後を継いだリリーフ陣も打ち込まれ、この回だけで計11点失点。アスレチックスは1-13と開幕2戦目で大敗を喫した。

【動画】米投球分析家も評価した藤浪晋太郎のスプリットの映像





 初回にはテーラー・ウォード、マイク・トラウトを何れもスプリットで空振り三振に斬って獲るなど、変化球もキレをみせていたが、打者一巡する前にエンゼルス打線につかまった。注目を集めた大谷翔平との対戦も初打席では一塁ゴロに打ち取るも、満塁の場面での第2打席はレフトフェンス直撃の安打を打たれている。

 話題を呼んだアスレチックスの日本人ルーキーの初戦は、メジャー公式サイト『MLB.com』でもレポートしている。

 同メディアは「1-13で敗れたエンゼルス戦の最初の2イニング、フジナミはその宣伝文句に違わぬ素晴らしい投球を見せ最初の6人を退けた。その中でも、マイク・トラウトをスプリット(95マイル)で3ストライクを奪うなどパンチアウトを連発した」と好調にみえた立ち上がりを振り返った。

 その上で「ルイス・レンフィーフォの先頭打者四球を皮切りに11失点という荒れた展開を迎える。その中で、彼はわずか1アウトで降板することになり、2012年の日本プロ野球のドラフトで同じクラスに入った高校時代の天才であるオオタニのシングルを含む5つのヒットを打たれた」と大量失点となった3回の内容に言及している。

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