ドジャースはヤ軍相手にスイープならず 8回にはジャッジに特大の一発浴びる 大谷翔平は二塁打を放ち2試合連続安打

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大谷は2試合連続安打を放ったが、チームはヤンキース相手にスイープはならなかった(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間6月9日(日本時間10日)、敵地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打の成績だった。チームは4-6で敗れている。

 相手の先発は26歳のルイス・ヒルで、今季ここまで8勝1敗、防御率1.82、5月は6試合すべてで勝ち投手となっており、「サイ・ヤング賞」候補のひとりだ。大谷は今季勢いに乗る注目右腕との対戦だったが、初回の第1打席、ヒルとの初対戦では中飛、第2打席は右直に倒れた。

【画像】全米注目の一戦!ヤンキースタジアムで売られていた大谷とジャッジのコラボキャップ





 2-2の同点で迎えた5回の第3打席は、二死二塁の勝ち越しの場面で左飛に打ち取られ、3打席凡退に終わっている。

 しかし、3-5と2点差を追う8回の第4打席では、三塁線への二塁打を放った。大谷はその後、フレディ・フリーマンの三ゴロで三塁へ進塁。ウィル・スミスの右飛で三塁から本塁へ生還して1点を返した。右翼手ジャッジの肩との勝負だったが、大谷の脚が勝った。1点差としたドジャースだったが、直後にアーロン・ジャッジに24号ソロが飛び出して4-6と突き放されてしまった。

 今回の同カードは、大谷とジャッジのほかに、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、ジアンカルロ・スタントンの5人が過去にMVPを受賞しており、豪華競演となった。

 大谷は、米メディア『SportsCenter』のXによると、ジャッジの印象について聞かれ「どういう点差でもどういう状況でも自分のバッティングを崩さずにやっているのはとても印象的だなというか、勉強になる」と、話している。

 ドジャースはヤンキース相手に3連戦スイープはならず。6回にトレント・グリシャムに浴びた3ラン、8回のジャッジの特大の一発によって勢いを持っていかれてしまった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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