大谷翔平の200号が空砲に…ドジャース、47戦無敗だった“有利状況”からの投壊に敵地記者も愕然「逆転はあり得ないことだった」

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大谷が200号を放ちながらも、逆転負けを喫したドジャース。(C)Getty Images

 大谷翔平の記録的な一打も“空砲”となった。

 現地時間7月13日、敵地で行われたタイガース戦でドジャースは、5点差をつけて9回を迎えたが、そこからまさかの逆転サヨナラ負け。直近10試合で7敗目を喫することとなった。

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 前日に続いて初回に2点を先行されたドジャースだったが、この日は攻撃陣が奮起。5回には、大谷のMLB通算200号となる29号ソロ本塁打を含む3得点で逆転。そこから4イニング連続で得点を重ねたチームは、9-4と5点差をつけて最終回を迎えた。

 誰もがドジャースの勝利を確信していた。というのも、今季の彼らは8回を終了した時点でリードをしていた試合は47戦無敗と無類の強さを誇っていたからだ。実際、タイガースの地元ニュースサイト『The Detroit News』のクリス・マッコウスキー記者も「逆転はあり得ないことだった」と驚きをもって伝えている。

 継投が裏目に出た。9回に登板した4番手のリッキー・バナスコが1アウトも取れずに3失点を喫して降板すると、後を継いだ守護神のエバン・フィリップスも2失点。あっけなく同点とされたのだ。

 これでホームチームに流れが大きく傾いた。延長タイブレークの10回、ドジャースが無死二塁からのスタートをフレディ・フリーマンの併殺打などで生かせずに終えると、裏の攻撃でタイガースは犠打から一死三塁とし、ジョバンニ・ウルシェラが左翼2ランを記録。劇的なサヨナラでの幕切れとなった。

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