大型補強でも足りない?ドジャースのWS制覇を米識者が疑問視「アドバンテージがあるとは考えにくい」

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大谷や山本を加えたドジャースは間違いなく大幅な戦力アップを果たしたが…(C)Getty Images

 今オフ、2度のア・リーグMVPの経歴を誇る大谷翔平の獲得をはじめ、大型補強を続けているドジャース。その戦力は投・打とも他球団を凌駕するほどの顔ぶれが並び、はやくも今季のレギュラーシーズン優勝やワールドシリーズ制覇の最右翼との呼び声も高い。

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 しかし、米国内からは大物選手を揃えた名門が2024年、世界一に辿り着くことへの「疑問点」を指摘する見解も伝えられている。米スポーツメディア『YARDBARKER』のライター、マット・ウィーゼンフェルド氏が、ワールドシリーズ制覇を目指すドジャースの攻守両面におけるウィークポイントを挙げた。

 現地時間1月21日のトピックの中でウィーゼンフェルド氏は、「レギュラーシーズンの最高記録を更新するかもしれないが、ワールドシリーズを制するということは、単に最も多くの才能を集めればいいわけではないことを忘れてはならない」と論じており、「私はドジャースについて多くの疑問を持っている」と主張。

 その上で、ピッチングスタッフに対し「ドジャースはこのオフ、多くの出費をした。ショウヘイ・オオタニ、ヨシノブ・ヤマモト、タイラー・グラスノーと投手陣のタレントは増えた」としながらも、大谷が今季登板できないと述べている他、「常に健康状態に疑問符がつくグラスノーは、2020年以降プレーオフで勝ったことがなく、キャリアでもプレーオフで2勝6敗、防御率5.72」と指摘。投手陣全体についても「10月にどれだけ戦力が残っているか」など見通している。

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