敵将からも「褒めてやってくれ」今永昇太が球宴前最後の登板で“珠玉の投球”を披露 捕手のアマヤ「彼は自分の仕事を全うする」

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球宴前最後の登板で今永が好投した(C)Getty Images

 カブスの今永昇太がオールスター前最後の登板で見事な投球を披露した。現地時間7月10日(日本時間11日)、敵地でのオリオールズ戦に先発登板した今永は、6回100球を投げて6安打無失点1四球、6奪三振という内容で今季8勝目を手にした。

【動画】前半戦最終登板で好投!今永昇太が6回をシャットアウト





 米メディア『MLB.com』のジョーダン・バスティアン記者は記事の中で「ショウタ・イマナガは、オールスターブレイクに入る前に、カブスのために珠玉の投球を披露した。見事な前半戦の仕上げとして、この左腕はボルティモアの球界屈指のラインナップを手玉に取り、サイ・ヤング賞受賞者のコービン・バーンズと投げ合った」と伝えた。

 さらに「イマナガは4月のカブスの好調なスタートに大きく貢献し、ワイルドカード圏内に復帰するために今後も重要な存在となるだろう」と記し、チームは今永が登板した日には13勝4敗、残りの試合では31勝45敗となっていることも紹介している。

 今永はこの日の試合終了時点で、17試合に登板して8勝2敗、防御率「2.97」、97イニングで98奪三振、16与四球となっている。

 メジャー移籍1年目で堂々たる成績を収めており、記事によれば、1933年に第1回MLBオールスターゲームが開催されて以来、オールスターブレイク前に97イニング以上、16与四球以下を記録したカブスの投手は、デニス・エカーズリー(1985年)とジョン・リーバー(2002年)に続き、今永が3人目だという。

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