PK敗戦で決勝進出を逃したレアル・ソシエダ 久保建英は「深みが足りなかった」現地メディアは辛口評価

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久保はチャンスを作っていたが、延長前半終了間際にピッチを退いた(C)Getty Images

 久保建英の所属するレアル・ソシエダは現地時間2月27日(日本時間28日)にコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグでマジョルカと対戦。1-1のスコアのまま延長でも決着がつかず、PK戦でマジョルカが5-4で勝利を挙げた。古巣との対戦となった久保は、延長前半終了間際でピッチを後にしている。

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 ホームで決勝進出を狙うレアル・ソシエダは、前半から久保が絡み決定機を作る。44分に相手PA内で久保からのパスを受けたスビメンディが中央へ折り返すと、これが相手のハンドを誘いPKを獲得する。しかし、ブライス・メンデスの蹴ったキックはゴールキーパーに止められ、先制ならず。

 その後、後半開始早々に先制点を奪われたレアル・ソシエダは、59分に久保が右サイドからゴール前にクロスを送っており、相手ディフェンダーに防がれたものの、良いリズムでゴールに迫るシーンを演出。そして71分、センターサークル付近でボールを奪ったレアル・ソシエダは、メンデス、久保が細かく繋ぎ、最後は途中出場のミケル・オヤルサバルがゴール左角へ流し込み同点。3選手の鮮やかな連携で中央を破る見事な得点となった。

 延長前半にも久保のクロスを起点に、最後は混戦からキーラン・ティアニーがシュートに持ち込むなどチャンスが生まれるもゴールとはならず、1-1のまま120分の戦いを終えた。PK戦ではレアル・ソシエダ1番手のキッカー、オヤルサバルが止められ、マジョルカは全員が決めたことで熱戦に終止符が打たれた。

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