阪神ついにオープン戦初勝利!大きかったエース左腕の復調とは

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オープン戦初勝利をあげた阪神、今季も岡田監督の采配が注目を集めそうだ(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 オープン戦連敗中だった阪神がようやく白星にたどりついた。

 3月13日に行われたロッテとのオープン戦(ZOZOマリン)に阪神は6ー1と勝利。ここまでオープン戦は9連敗ということも注目を集めていたが、この試合は投打がかみあう快勝となった。

【動画】阪神左腕、伊藤がロッテ捕手田村から落ち着いて三振を奪ったシーン





 先発はエース左腕の伊藤将司。初回に角中勝也の放った強烈なピッチャー返しがワンバウンドで足に当たるアクシデントがありながら、その後は持ち直し、2回も二死から相手捕手の田村龍弘から三振を奪うなど、5回2安打無失点と試合を作った。さらに6回から2番手でマウンドに上がった昨年のMVP右腕の村上頌樹も替わりばなの6回に1点こそ失ったが、以降はしっかりと投球を組み立て、4回1失点とロッテ打線に付け入るすきを与えなかった。

 打線では1-1と同点に追いつかれた直後の7回。先頭の森下翔太が左翼線二塁打で出塁すると、続くヨハン・ミエセスが直球を捉え、適時打をマーク。すぐさま勝ち越しに成功するとなおも二死三塁の好機に今度は近本光司が直球をとらえて右前に運ぶなどこの日2本目となる適時打をマーク。近本は3回二死二塁でも適時三塁打を放つなど、好調をキープしている。

 さらに9回には二死満塁の好機にこの日に25歳のバースデーを迎えた佐藤輝明がセンターへの適時打を放ち、ダメ押しの6点目を演出。オープン戦とはいえここまで9連敗と心配されていたが、この日は昨年日本一を達成したV戦士がしっかり力を発揮し、快勝。オープン戦初勝利をもぎ取った。

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