「阪神はきちんと放れる」四死球リーグ最少、抜群の制球力を見せた投手陣を1985年V戦士も称賛「懐を攻めるピッチャーはやっぱり強い」

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 1985年の阪神日本一達成時のリリーフエースだった中西清起氏が自身のYouTubeチャンネル『中西清起の虎の穴チャンネル』の中で、同じく阪神OBである掛布雅之氏とともに、今季の投手陣のピッチングについて語った。

 10月16日に更新となった動画の中で、シーズン中でのピッチングについて両者とも、村上や伊藤などの投手が、相手打者のインコースを上手く攻めることができていたと振り返っており、中西氏は「懐を攻めるピッチャーはやっぱり強い」と印象を述べた。

 さらに、他球団の投手陣との違いとして中西氏は「よそのチームは、打者に当たるような制球じゃないですか。阪神はきちんと(内角に)放れる」と指摘。

 掛布氏も打者の視点を踏まえ、「投手がインコースを攻めることは絶対に必要」としながらも、「だが、そこに投げられる精度は上げなければならない。そうでなければ(死球で)怪我につながってしまう」と話している。

 その上で中西氏は「今年の阪神投手陣は四死球が少なかった。制球力の良さが四球の数に表れている」として、今季の投手陣全体の投球内容を称えながら、「安藤(優也)コーチがストライクゾーンで勝負することを投手陣に求めていた。その為のボールを身に付けることをシーズン中に言っていました」として、昨年までと違いを生むこととなった、チーム内での指導内容も明かしていた。

 今季、大幅にクオリティを向上させたピッチングスタッフがチームを牽引し、18年ぶりのペナント奪還を成し遂げることとなった。12球団一との呼び声も高い自慢の投手陣を前面に押し出し、さらなる頂点を目指す戦いに挑む。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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