角田裕毅のQ2敗退に賛否両論! Q1からの失速も米誌はローソンとの比較論を展開「本当に信じられない偉業だ」
角田自身が「支払った代償は大きかった」とも振り返ったレッドブルでのデビューレースを海外メディアはどう見たのか。英専門サイト『Racing News365』のイアン・パークス記者は「ツノダはシミュレーターでのテスト後に、RB21を扱える自信があると語っていたが、実際の経験はそれとは全く違ったものだった」と指摘。「ツノダ自身の感覚と車に記録されたデータは、レッドブルにとって懸念事項にもなりえる」とシビアに評した。
一方で、RB21を乗りこなす場面も見られたレース運びを称賛する声もある。米スポーツ誌『Sports Illustrated』はQ1で好成績を収めていたことをふまえ、「ツノダは同僚のフェルスタッペンからわずかコンマ数秒の差で走っていた。これは更迭の憂き目にあったローソンが何マイルも遅れをとっていたことを考えると、本当に信じられない偉業だ」と絶賛。「正直言って、今日のような結果は予想していなかったから、とても恥ずかしい」と言う本人のコメントを切り取りながら「ツノダはまだ難解なマシンを学習する過程にある」と強調した。
約9万人もの大観衆が見守る今回の日本GPを角田はいかに締めくくるか。最終日の内容からも目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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