NBAが10月25日に開幕!6季目に挑む渡邊雄太が意気込みを語る「まずは3ポイント。そこの活躍を評価されて声がかかった」

タグ: , , , 2023/10/19

先のワールドカップでは大黒柱としてチームを支えた(C)Getty Images

 NBA2023-24シーズンは10月25日(水)に開幕。渡邊雄太は日本人選手最長となるNBA6シーズン目を迎える。2018年にメンフィス・グリズリーズの一員として、日本人選手2人目となるNBAプレーヤーとなり、トロント・ラプターズ、ブルックリン・ネッツを経て、今シーズンからフェニックス・サンズでプレーする。また、高校時代から日本代表に選出されており、先ごろ開催されたワールドカップでは、チームの大黒柱として来年のパリ五輪出場権獲得に大きく貢献した。ここでは、開幕を控えた日本の大黒柱のインタビューをお届けする。

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渡邊雄太インタビュー

Q. 開幕2試合目で八村塁選手が所属するレイカーズとの対戦があります。日本人対決に向けての意気込みを聞かせてください。
 戦っている僕たちにとっては、“僕対塁”ではなく、“サンズ対レイカーズ”ですし、レギュラーシーズン82試合の中の大事な1試合でしかないので、そこはあまり意識していないです。日本で見てくださっている皆さんは(日本人選手対決を)楽しみにしてくださっていると思いますし、彼はおそらくチームの中心選手として活躍してくれると思うので、僕もしっかりローテーション入りを勝ち取って、その中で結果を残せていければと思います。

Q. 日本のファンにどういったプレーを観てもらいたいですか?
 3ポイントシュートはもちろん観てもらいたいですけど、自分がどれだけコート上でハードにプレーしているのかっていうところも観てもらいたいです。そういう部分はボックススコアだけを見ていても現れない部分なので、やっぱり映像を観てもらって、自分がどれだけコートで動き回っているかとか、どれだけ一生懸命チームのためにプレーしているかっていう部分も、ぜひ観ていただきたいです。

Q. 優勝候補と言われるサンズで求められている役割は?
 まずは3ポイントシュートです。昨シーズン、そこの活躍を評価されてサンズから声がかかったと思います。どのタイミングでも得点の取れる選手が3人(デュラント、ブッカー、ビール)もいるので、僕が無理に点を取りに行くような事は一切求められていないです。僕がいることで、3ポイントが脅威になって、彼らのオフェンスするスペースができたり、相手チームは彼らに対しダブルチームにいかなくていけない場面もあります。そういう時にしっかり僕が3ポイントを決めることによって、ディフェンスは対応できなくなると思います。

Q. 今シーズンでNBA6シーズン目。世界最高峰の舞台で戦い続けるために大事にしている事は?
 シーズンに入ると、レギュラーシーズンだけで82試合、プレーオフも入れたら、本当に長いシーズンになるので必要以上に一喜一憂しすぎないことを考えています。ケガとかも多少出てくるかもしれないですし、ローテーションが変わることもあるかもしれません。いろいろな状況が考えられる中で、自分自身がフォーカスしなきゃいけないことは変わらないので、どういう状況になっても自分自身がやらなきゃいけないことを集中してやろうと思っています。

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