甲子園大会「ビデオ検証」を検証する 「審判を守る良策」と現場の評価は良好 一方でレジェンドから反対意見が出た背景とは?
今夏の甲子園から導入され、小さくない話題を提供したビデオ検証。判定の行方は選手やファンが野球を楽しむ要因の一つともなった(C)産経新聞社
熱戦が相次ぎ、あらためて人々が高校野球の魅力を再認識した今夏の甲子園大会。初めて導入された「ビデオ検証」は、計17件が要求され、判定が覆ったのは6件。残り11件は判定通りという結果に終わりました。
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この内容を在京スポーツ紙のデスクはその背景をこう分析します。
「やはり高校野球は『教育の一環』。出場校の監督さんもビデオ検証のリクエストを濫用することなく『ここ一番』に止めたという印象です。導入については、概ね好意的な意見が目立ちました。その理由の一つが、『審判を守るためにもビデオ検証は良策』というものです」
その背景について、言葉を続けていきます。
「甲子園大会は、NHKや『バーチャル高校野球』によって全国各地で楽しめる『お祭りコンテンツ』でもある。微妙な判定についても、X上では動画がアップされ、セーフかアウトか、侃々諤々の議論が勝手に巻き起こります。審判も人間ですから、見間違いは当然ある。その際に判定への怒りが、審判への個人攻撃になってしまうリスクがある。ビデオ検証は、そのリスクを軽減し、審判を守ることになるのです」
その一方で、戦後の甲子園最多通算20勝を誇るPL学園のレジェンド、桑田真澄さんがTBS「サンデーモーニング」で、こう発言したことも話題になりました。
「僕は(ビデオ検証に)反対です。高校野球はやっぱり教育の一環。審判の判定を受け入れて、そこから気持ちを切り替えて次に向かっていく。そういうこともすごく大事な学びになると思います」













