悪夢のCS敗退 勝ち切れなかった藤川・阪神で浮き彫りになる“助っ人問題” 今季獲得打者が打率0割台の現実に広まる悲鳴「もう中途半端な選手はいらない」
今季は開幕前に「大きな放物線を描く大型遊撃手」の触れ込みでキャム・ディベイニーが加入。しかし、彼は守備時に打球を待って捕球する“悪癖”を改善できずに守備面での課題を露呈。さらに期待された打撃も二軍で66試合に出場して打率.267、3本塁打、OPS.678とパッとせず。出場10試合にとどまった一軍に至っては打率.071、長打率.071、出塁率.133、OPS.205……。藤川球児監督の構想からは早々に外れた。
シーズン途中の7月には四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスからデルミス・ガルシアを獲得。しかし、こちらも一軍出場19試合で打率.129、2本塁打、長打率.355と本領を発揮したとは言い難い内容に終始した。
助っ人砲が打線にハマらなかった影響はチームにとって痛恨だった。というのも、今季の阪神打線は、6番(.218)、7番(.196)、8番(.207)と下位の打率が低く、森下翔太、佐藤輝明、大山悠輔からなるクリーンナップが機能しない、あるいは上位の誰かが欠けた場合に得点力が極端に落ち込む展開が顕著に表れていた。
DH制が導入される来季は、過去2年に渡って不動の4番として君臨した佐藤輝明がポスティングシステムを利用してメジャーリーグに移籍する可能性もある。その穴埋めという部分においても、助っ人の獲得は急務だ。
SNS上では「もう中途半端な選手はいらないよ」「せめて1軍に定着できるくらいの外国人を連れてきてほしい」と虎党たちも訴える。頼もしい助っ人の不在は誰もが感じているところだ。ゆえに今オフにNPB球団から去就不透明となっている人材も含めて計算できる選手が獲れるかは、3連覇に向けた大きな課題の一つとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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