観る、知る、楽しむ――世界最高峰スポーツの感動と裏側を日常に届ける総合メディア

ゴジラ帰還で巨人は変われるか “最後の国民的スター”に託された「新黄金時代」への道 日本一奪還の先にあるもの

タグ: , , 2026/10/31

 だが、松井がヤンキースで2年目のシーズンを迎えた04年に勃発した球界再編騒動を機に、日本プロ野球は大きな変革期に入った。地上波での野球中継がほぼなくなった一方で、地域密着を重視するパ・リーグの人気が上昇。今シーズンは12球団の観客動員が史上最多(2717万7247人)を記録した。松井が活躍していた頃とはまったく違う形で、日本プロ野球は新たな黄金時代を迎えたと言ってもいい。

 そんな中、“球界の盟主”だったジャイアンツの存在感は以前とは比べ物にならないほど薄れている。今季はシーズン途中で阿部慎之助監督が逮捕されるという不祥事も起きた。坂本勇人の衰え、岡本和真のメジャー移籍によるスーパースター不在という問題も抱えている。

 そんな時代に、松井は言わば“切り札”としてジャイアンツに戻ってきた。

「(今年は)巨人にとって一つの危機だった年。そこを力強く乗り越え、強い巨人にしていくには松井監督にお願いするしかないと思った」(山口寿一オーナー)

 オーナーの期待を受け、松井新監督は就任会見で「ジャイアンツに新たな黄金時代が訪れるよう、今日ここからスタートしていきたい」と語った。

 その「黄金時代」とは、2012年を最後に遠ざかっている日本一奪還のみを意味するものではないはずだ。ドナルド・トランプではないが、「メイク・ジャイアンツ・グレート・アゲイン=ジャイアンツを再び偉大にする」——これこそが、松井新監督に課せられた最大の任務だろう。

[文:久保田市郎]

【関連記事】巨人新体制が本格始動「黄金トリオは新時代を築けるか」 首脳陣の顔触れに海外注目「現役の実績は最強」

【関連記事】騒然の織田強行指名から松井秀喜政権を“爆誕”させた巨人は2項目でA評価 「ゾンビたばこ問題」に揺れた広島が露呈した厳しい現実【ドラフト総評/セ・リーグ編】

【関連記事】「1人だけ声をかけているというのは…」松井新監督就任から一夜明け、飛び込んできたヘッドコーチ人事報道にファン騒然「この2人がタッグを組むのは夢のようだ」「とんでもなく強くなりそう」

関連記事

「野球」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム