「阪神は補強ポイントに合致すれば、十分に手を挙げる可能性はある」今オフFA“目玉”をめぐって近鉄OB佐野慈紀氏の考察「どの球団にとっても喉から手が出るほど欲しいピース」
坂倉は今オフ、FA戦線の目玉選手の1人とされる(C)産経新聞社
野球評論家の佐野慈紀氏が現在の野球界を独自の視点で考察する「シゲキ的球論」。今回はオフの移籍市場を独自の視点で考察する。
今季のペナントレースはセ・リーグは阪神が2リーグ後初となるリーグ連覇を飾り、パ・リーグもソフトバンクが圧倒的な強さを示し、リーグ3連覇を果たした。
また今後はCS、日本シリーズと進む中、球界の関心は早くも今オフのFA市場へと移りつつある。
今オフ、野手で最大のキーマンとされるのは広島東洋カープの強打の捕手・坂倉将吾だ。
本職の捕手のほかに一、三塁も守れるユーティリティぶりも光る。今季は4番として138試合に出場、打率.249、15本塁打、73打点。得点圏打率.317と勝負強さも強み。
佐野氏は、坂倉の市場価値の高さについて「捕手としての能力はもちろん、一塁や三塁も高い次元で守れる汎用性の高さは魅力的。来季からのセ・リーグDH導入も見据えれば、どの球団にとっても喉から手が出るほど欲しいピースだろう」と分析する。
特に三塁ポジションも守れることで、複数球団が獲得に乗り出すとの見方もある中、阪神が参戦する可能性についても「阪神は坂本という不動の扇の要がいるが、坂倉が入れば打線の軸として一塁や三塁、DHで起用できる。編成上の補強ポイントに合致すれば、十分に手を挙げる可能性はある」と語る。
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