「夏マスク」は要注意!気を付けたい熱中症とその対策ポイント

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老人・小さいお子さんは特に要注意

実は、熱中症で運ばれる約半数は65歳以上といわれています。高齢の方は暑さや水分不足を感じる感覚機能が低下しやすい傾向にあり、特に注意が必要です。ご自宅で熱中症をおこすことも多く、ご自身では「暑い」と感じていなくても室温を計測して適宜クーラーなどを利用しましょう。

また、小さいお子さんは身体が小さく体温調整機能が充分に育っていないため、熱中症や脱水症状のリスクが高まります。

マスクをしているとさらに熱中症・脱水症状のリスクが高くなるため、外遊びの際にはこまめに休憩させる・水分補給をさせる・帽子を被せる・いつもの半分~7割程度の運動量に押さえるなどの対策が重要になります。

冷却グッズも上手に活用しよう

近年の猛暑により、様々な冷却グッズが販売されています。

上手に便利な冷却グッズを取り入れて、「夏マスク」による熱中症を予防するのもおススメです。

「身体を冷やす」というと、何となく「おでこに冷たいものを当てる」というイメージがありませんか?

実際には、首や脇の下、足の付け根などの太い血管が通っている部分を冷やすことで身体の熱を早く下げる効果的とされています。

首元を冷やすネッククーラーを利用したり、濡れた冷たいタオルで脇や首まわりを冷やしてあげるのも良いでしょう。冷蔵庫や冷凍庫で濡れたタオルを冷やしておくと、暑いときに便利です。

また、マスクに関しては多くのメーカーから「冷感マスク」という商品が発売されています。

接触冷感素材のものや、キシリトールなどが配合され素材自体にひんやりとした感触の成分を含んだマスクなど多種多様です。

熱中症への対策まとめ
そのほか熱中症対策として押さえておきたい対策をまとめました。

・喉が渇く前のこまめな水分・塩分補給
・扇風機やエアコンなどを活用し、室温を適正に保つ
・日傘や帽子を着用する
・木綿や麻など通気性の良い服装で過ごす
・屋外で人との距離が2メートル以上あればマスクを適宜外す

万が一マスク着用時に「めまいや吐き気がする」「暑くて呼吸が苦しい」などの熱中症症状がみられた際は、人の少ない場所でいったんマスクを外して呼吸を整え、水分をとって休むようにしましょう。

まとめ

今年の夏はマスクを着用しての外出となりますので、よりいっそう熱中症や脱水症状の予防を心がけたいところです。

まずは無理をしないことを大前提に、こまめな水分補給や冷却グッズの利用・まわりに気を付けながら適宜マスクを外すなどして、猛暑を乗り切りましょう。





[文:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]

監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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