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ブラジルとの間に見えたスコア以上の“差” 闘将ポステコグルーが断じた日本人の癖「日本は引いてはいけなかった。過去にも同じ経験をしている」【W杯】

タグ: , 2026/6/30

ヴィニシウスを軸とした矢継ぎ早に仕掛けに対応するのがやっとだった日本(C)Getty Images

 スコア以上の“差”を痛感させられる敗北だった。現地時間6月29日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦。ブラジル代表との試合に臨んだ日本代表は、1−2で敗れた。

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 史上初のベスト8を超え、「優勝」を目指した挑戦は、またも決勝トーナメントの初戦で潰えた。

 試合後に「これまでで最も完成度の高い試合だった」と振り返った敵将カルロ・アンチェロッティの言葉を思えば、ブラジルにとっても、想定内の展開だったのかもしれない。

 29分に見事なインターセプトで敵陣を突破した佐野海舟のミドルシュートで先制に成功した日本は、前半はタイトな守備と組織だったブロックの形成で応戦。ブラジル攻撃陣に決定機らしい場面をほとんど作らせなかった。しかし、1-0とリードした後半まで集中力は持続しなかった。

 56分にカゼミーロに同点弾を決められてから、ほぼワンサイドゲームでボールを回された日本守備陣は、ほぼ4トップとなり、幅を使った揺さぶりを展開するブラジルの波状攻撃に翻弄された。そして後半アディショナルタイム5分にガブリエル・マルティネッリに痛恨の決勝弾を献上。点差こそ僅差だったが、ボール支配率69%、デュエル勝利率55%、ゴール期待値1.73というスタッツを見れば、内容でも負けていた試合だったと言えよう。

 先制しながら優位に試合を進められなかった日本。多くの海外組を要し、個人スキルの上積みも進んできた中で、一体何がサムライブルーには足りないのか。英放送局『ITV』のハイライト番組内にゲスト解説として参加した元オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルー氏は「深く守るのは良いが、相手にチャンスを与え続けていた。誰もボールにプレッシャーをかけられず、自由にプレーさせ過ぎていた」と単刀直入に指摘。そして、「日本にとっては胸が張り裂けるような結果だろうね。今の彼らは、決勝トーナメントの壁を突破しなければならないと本気で感じているからだ」と続けた。

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