「本当にひどかった…」大反省のベネズエラ戦から3日、鈴木彩艶はエクアドル戦で“不安”を払拭できるか 示したい“月間MVP”の真価
さらに、指揮官が称賛したのは、彼の人間性だ。U-17日本代表だった頃、絶対的レギュラーだったにも関わらず、率先して準備や片づけに参加し、最後までグランドに残る様子を見かねた当時の森山佳郎監督(現仙台)が「彩艶・片づけ禁止令」を出したというほどの謙虚な人柄を、森保監督も今、高く買っているようだ。
「彼はプレミアリーグに移籍してからも何も変わっていないですし、彼は日々やれることにつねにベストを尽くしている。日本人の礼節を大事にしていて、オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチともに日本人のよさや姿勢を体現し続けてくれています」とも指揮官は強調した。
「(アストンビラで)1か月間プレーしましたけど、しっかりとパフォーマンスを出して認めてもらえたところは嬉しいと同時に、やっぱり継続し続けてレベルアップする必要があるので、今は代表チームでプレーしてますけど、チームに戻ってからもあのパフォーマンスを出していきたいなと思います」と本人も30日の練習後、力を込めていた。
森保監督筆頭に世界の指導者・関係者が認める世界最高峰クラスの能力をエクアドル戦で発揮できれば、鈴木彩艶はFWケビン・ロドリゲス(サンダーランド)やMFニクソン・アングロ(サンダーランド)ら相手攻撃陣の主軸を確実に完封できる。今回こそは完全復活した守護神の一挙手一投足を見せてほしい。
「味方とのイメージがあまり合わなかったので、僕としてはもう少し、自分のアイディアを味方にしっかりと共有できるようにしないといけない」とベネズエラ戦後に話した彼はこの2日間、周りと密にコミュニケーションを取ったことだろう。今回、共闘するのは2026年W杯メンバーということで、戸惑うことなく戦えるはず。次戦は安心感を持って彼のプレーを見守りたいものである。
[文:元川悦子]
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