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【現地発】チームに緩みはないか? “自覚”を促すメンター 南野拓実が円陣で注入した挑戦者の魂「みんなの気が引き締まる」

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「死ぬ気でやらなあかん。チャレンジャーの気持ちで挑まないといけない」

 10日の練習冒頭の円陣でこう語気を強めたのも、チームに緩みが出ないように仕向けたかったからに違いない。

 実際に練習が始まると、彼はウォーミングアップに参加。長友佑都(FC東京)や吉田麻也(LAギャラクシー)ら年長者たちと率先して前を走り、ジグザク走やもも上げをこなしていた。その後、ボール回し(鳥かご)へ移行すると、彼は外から全員の動きを鋭い表情で見守り、何か言うべきことはないかと思案している様子だった。

「練習の間、外から拓実君が見てくれていましたけど、ところどころ戦術的なコメントももそうですし、攻撃的なコメントをしてくれたので、本当にみんなの気が引き締まるなという感覚があっ。改めて素晴らしい選手がチームに入ってくれたなと思います」

 鈴木彩艶(パルマ)も感謝の言葉を口にしたが、「ケガをして出られなくなったエース級のベテラン選手」が目の前にいることは、彼らの自覚を促すうえで非常に大きな意味がある。

 彼を通して登録メンバー26人がW杯で戦う責任を再認識し、持てる力を全て注ぎ込んで結果を出してくれれば、メンター・南野拓実の効果は大きかったということになる。そうなるように残された準備の時間を大切にしてほしいところだ。

[取材·文:元川悦子]

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