ダニ・ハウスダストアレルギーはどんな病気?
ダニ・ハウスダストアレルギーを疑ったときはどんな検査を行う?
症状の出方や生活環境からダニ・ハウスダストアレルギーを疑う場合には、血液検査で特異的IgE抗体を調べます。
特異的IgE抗体は、アレルギーの原因となる物質に対して反応する抗体です。
結果は7段階で評価され、2以上を陽性と判定します。
ダニやハウスダストに対する反応を調べることで、症状の原因を考える参考になります。
ただし、血液検査で陽性だった物質が必ずしも症状の原因とは限りません。
実際には、症状が出る時期、場所、生活環境、他のアレルギーの有無などをあわせて判断することが大切です。
ダニ・ハウスダストアレルギーの治療は?
治療には、原因となるアレルゲンを減らす対策と、「症状を抑える治療」と「アレルギーそのものの改善を目指す治療」があります。
ダニ・ハウスダスト対策としては、寝具の洗濯や掃除、布団乾燥機や掃除機の使用、部屋の換気、カーペットや布製品を減らすことなどが有効です。
特に寝室は長い時間を過ごす場所であり、ダニ対策が重要になります。
症状を抑える治療では、症状を引き起こすヒスタミンやロイコトリエンの働きを抑える薬、炎症を抑えるステロイド薬などを使用します。通常はまずヒスタミンを抑える飲み薬を使用し、症状にあわせて点眼薬や点鼻薬を併用します。
また、ダニが原因のアレルギー性鼻炎では、アレルギーそのものの改善を目指す治療としてアレルゲン免疫療法を行うことがあります。
これは、原因となるアレルゲンを少量ずつ体に投与し、体を慣らしていくことで症状を出にくくすることを目指す治療です。
現在は、ダニに対する舌下免疫療法を行うことができます。
[文:池尻大橋せらクリニック院長 世良 泰]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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池尻大橋せらクリニック院長・世良 泰(せら やすし)
慶應義塾大学医学部卒。初期研修後、市中病院にて内科、整形外科の診療や地域の運動療法指導などを行う。スポーツ医学の臨床、教育、研究を行いながら、プロスポーツや高校大学、社会人スポーツチームのチームドクターおよび競技団体の医事委員として活動。運動やスポーツ医学を通じて、老若男女多くの人々が健康で豊かな生活が送れるように、診療だけでなくスポーツ医学に関するコンサルティングや施設の医療体制整備など幅広く活動している。











