8月は勝率.125と大低迷 なぜドジャースは勝ち切れなくなったのか? 「老朽化した」と揶揄されたスター軍団が抱えた“ツケ”
大谷ら“エース級”の投手たちの離脱が目立っているドジャース(C)Getty Images
春先から白星を積み重ねてきたドジャースの勢いがどうにも芳しくない。現地時間8月9日に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦では2-4と敗北。先発した若手右腕のジャスティン・ロブレスキが4回途中4失点でKOされて序盤で失った流れを最後まで取り戻せなかった。
これで今季初となる3カード連続の負け越しとなったドジャースは、8月に入ってから絶不調。計8試合で1勝7敗、勝率にして.125と苦しんでいる。原因はさまざまに考えられるが、喫緊の課題と言うべきは、今月リーグワーストの防御率5.27を記録している投手陣だろう。
球界屈指のタレント力を誇る自慢の投手陣だが、開幕間もなくして主力に負傷離脱者が増え始め、戦力ダウン。それでも首脳陣は若手投手陣を起用しつつ、先発ローテ、ブルペンともに何とか回してきたが、ツケがここにきて回ってきた感は否めない。双方ともに疲労の色が見え始め、甘く入った直球を打たれるシーンが散見している。その苦闘ぶりは、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者が「突然、老朽化したチームとなり、ナショナルリーグ西地区優勝を果たすだけでも必死の戦いを強いられている」と指摘する通りだ。
もっとも、前半戦で作った貯金もあり、ナ・リーグ西地区では2位に7.5ゲーム差と少なからず余裕はある。ゆえにチーム内に焦燥感はない。『USA Today』の取材で「パニックなるようなことはない」と断言しているのは、デーブ・ロバーツ監督だ。
「我々にとって何よりも重要なのは、とにかく『試合に勝つ方法』を見つけること、そして継続的に勝ち続けることだ。それは何よりも大切なことで、チームがどんな感情を抱いているかは関係ない。個人的には感情に囚われるのは、どんな場合でも何の役にも立たないと思っている」













