なぜ大スランプに陥る大谷翔平を先発外としないのか? 米球界で渦巻く疑問 MLB名将が語った“監督の心”「ショウヘイをベンチに置くのは難しい」
どうにも打球が上がらずに苦心が続いている大谷(C)Getty Images
なぜ、ドジャースは大谷翔平を使い続けるのか――。米球界内で疑問が渦巻いている。
なにせ、目下開催中のメジャーリーグのポストシーズンにおいて、大谷の調子はすこぶる悪い。約3年ぶりに負傷者リスト入りも経験したレギュラーシーズン中に左膝と右上腕の炎症、さらに首の違和感を負った満身創痍の天才は、ここまで7試合で打率.182(22打数4安打)、0本塁打、0打点、OPS.515と低調なパフォーマンスに終始。単打4本、7三振と本来のパワーが鳴りを潜め、1番で固定されてきた打順も6番にまで下がっている。
【写真】「お顔見るとほっとします」最後列で笑みを浮かべる真美子さんをチェック 本拠地にドジャース奥様会が集結
依然としてコンディションが上がっていないのは火を見るよりも明らかである。そんな大谷の打撃不振の影響も響くチームは、ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズにおいて、よもやの3連敗。王手をかけられる厳しい状況にあるため、一部のメディアやファンからは大谷をスタメンから外すべきではないのかという意見も噴出。米誌『Sports Illustrated』の電子版『Dodgers ON SI』のノア・カムラス記者は「ショウヘイをベンチに下げるべきではないか」と投げかけている。
ではなぜドジャースは不振を極める大谷を使い続けるのか。おそらく起用法を決断する上で様々な考えを巡らせているであろうデーブ・ロバーツ監督の思考に想いを馳せる名将がいる。MLB通算2169勝を挙げた名将ダスティ・ベイカー氏だ。
御年77歳になるレジェンド監督は、現地時間10月13日にロサンゼルスのラジオ局『AM 570 LA Sports』の電話インタビュー内で「あなたがロバーツの立場ならどうしますか? 『使わない』と言いますか?」と問われ、「それは私には分からんね。聞く相手を間違えてる。つまりそれはバリー・ボンズに『明日プレーはしない。ベンチだ』と言うようなものだ」とキッパリ。10年間に渡ってジャイアンツで師弟関係にあった大打者の扱い方を引き合いに出し、こう分析している。













