「ドジャースはこれまで、スーパースターである選手の意見を優先する傾向があった」土壇場まで引きずった大谷の意思優先問題に米メディアから疑問の声「この状況を放置すれば、大谷翔平という幻想は崩れ去り…」
ただ今回の大谷の出場をめぐってはファンの間でも意見が割れているとしながら、同記事では「今回の件は、7月の時点でドジャースを苦境に陥らせた根本的な問題の延長線上にある。一体、誰が決定権を持っているのか?誰がこのチームを率いているのか?」として、ケガを抱えている選手への介入、グリップ力を強めるべきと主張する。
大谷をめぐっては7月に発覚した右上腕二頭筋の痛みに関しては当初、ロバーツ監督に共有されなかったとして米メディアもクローズアップした経緯がある。結局その後、大谷は状態を崩したが、IL入りしたのはポストシーズン直前の9月に入ってからとなった。
今季の大谷はまさに満身創痍。二刀流で迎えた本格シーズンだったが、シーズン途中から左ひざの痛み、右腕の痛みが顕在化。複合的なケガが重なったことが打撃の状態を落とす要因になったともされる。
同記事では「怪我を抱える大谷翔平の意向をドジャースが受け入れたことは、チーム内の序列や意思決定のあり方について、厄介な疑問を投げかけている」としながら、「ドジャースはこれまで、スーパースターである選手の意見を優先する傾向があった。しかし、それこそが現在の苦境を招いた原因だ」と断じている。
大谷の“出たがり”傾向についてはエンゼルス時代からたびたびクローズアップされてきたが、今季はチームも苦しむ中、終盤までこの問題が引きずられたことで「大谷が、ただでさえ乏しい打線の勢いを完全に削いでしまっている」と勢いを止める存在になってしまっているとした。
今季の決着はまだわからないが、記事の中では「ドジャースがこの状況を放置し続ければ、『大谷翔平』という幻想は崩れ去り、チームは、極めて深刻な局面において、一人の選手に決定権を委ねてしまっているようにしか見えなくなる」と大谷依存、コントロールもきかなくなってしまうと危惧。
今季たびたび話題となった大谷のコンディション問題、出場可否に関しては球団が主導権を握る必要があるとしている。
MVP男の大谷も来季は33歳シーズンとプレーヤーとしては円熟味を増す時期だが、より以上に体調には気を配る必要が出てくる。どのようにチームと歩調を合わせていくのかも、引き続き注視されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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