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復帰後の好走も厳しいF1残留情勢 角田裕毅の“苦境”を英メディアが分析「市場はツノダを待ってくれない。最も現実的と考えられた道も閉ざされた」

タグ: , 2026/9/13

アピール機会が限られた中でパフォーマンスを続けている角田(C)Getty Images

 突然舞い込んだF1でのアピール機会を得てから3戦。角田裕毅のF1生き残りを懸けた戦いは続いている。

 現地時間9月12日、F1の今季第14戦となるスペインGPの公式予選が首都マドリードのマドリンクで行われ、角田はレーシングブルズから3戦連続でスポット参戦。1回目(Q1)を12番手で通過したものの、マシントラブルに苛まれた2回目(Q2)で失速。全体15番手で敗退した。

【動画】新型マシンで会心の走り! 角田裕毅の衝撃オーバーテイクを見る

 カットラインの10番手でQ3に進出した同僚アービッド・リンドブラッドとの差は0秒880。これだけの秒数を空けられたのは、他でもないマシンの異変だった。担当レースエンジニアのアレックス・イリオポロス氏との無線連絡で「何かがおかしい」と訴えていた角田は、レース後のF1公式インタビューでも「(何が起きていたかは)分からない。でも、単純にペースが足りなかった。特に昨日と比べて、今日はそうだった」と回想。そして、「ニュータイヤだと、本来タイヤから得られるはずのグリップ向上をあまり感じられなくて。とにかく何かがうまく噛み合わなかった」と漏らした。

 コースの周囲を狭いウォールに囲まれた新設サーキットであるマドリンクは、オーバーテイクが「非常に困難」と見られている。つまり予選の順位が趨勢を定める可能性が大いにあり、角田にとっては厳しい状況になったと言えよう。

 レッドブルとレーシングブルズのリザーブ兼テストドライバーに回った今季の角田だったが、サマーブレイク中に左手首を骨折したアイザック・ハジャーの離脱によって、第12戦のオランダGPから継続参戦してきた。“復帰2戦目”となったモンツァでのイタリアGPでは決勝で15番手から10位入賞を果たし、存在感をアピール。電動出力への依存度が大幅に増しているエンジンによって従来型から変化した新型マシンへの適応力も見せた。

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