復帰後の好走も厳しいF1残留情勢 角田裕毅の“苦境”を英メディアが分析「市場はツノダを待ってくれない。最も現実的と考えられた道も閉ざされた」
ゆえに来季のF1シート獲得の可能性も期待されるが、現実はそう甘くはない。英メディア『GP Blog』は「ツノダの代役としてのパフォーマンスは、画期的なものではないにせよ、まずまず内容だ」とスポット参戦中の好走に一定の評価を下しつつ、「F1におけるドライバー市場は彼を待ってはくれない」と指摘。「他チームに残された空き枠も、より若いドライバーやメーカーの支援を受けるドライバーに有利な状況にある」と厳しい市場情勢を伝えている。
「現実的にオファーを出し得るチームの数は、ツノダがレッドブルとの契約を延長した当時よりも少なくなっている。2027年に向けたドライバー市場は、彼がコース上で実績を積み上げるスピードよりも早く狭まりつつある。
実際、3週間前のザントフォールトで、彼がドライバー未決定のチームに向けて『連絡をくれ』という自信に満ちたメッセージを発してからも、F1のレギュラーシート復帰に向けた最も現実的と考えられたアルピーヌ、そしてハーツとの契約という2つの道が閉ざされている」
次回アゼルバイジャンGPでのハジャー復帰が見込まれる中、角田にとってのアピール機会は今スペインGPが最後となる可能性が高い。選択肢が狭まっていくドライバー市場の動きを見れば、現地時間9月13日の決勝では周囲をあっと言わせる走りを見せる必要があるが、果たしてどうか。
かねてから「僕の気持ちは常にF1にある」と公言してきた男は、間違いなく真価の問われる局面にいる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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