宿舎の食事は「質が酷い」 韓国女子スプリンターが悲痛の叫び 日本の“おもてなし”に募った不安「移動も近いとは言えない。疲労はある」【アジア大会】
32年ぶりの日本開催となったアジア大会。しかし開幕からあらゆる面で問題が噴出している(C)Getty Images
大一番に挑むアスリートからの切実な叫びだ。
9月24日、愛知・名古屋アジア大会の女子100mに出場したキム・ジュハ(韓国)は、自己ベストとなる11秒73で準決勝進出を決めた後の取材で、大会の運営、そして環境に不満をぶちまけた。
トラブルが続出し、各国選手団からクレームが噴出している運営に25歳は黙っていなかった。韓国国内で「陸上の女神」との異名で期待されるスプリンターは、日刊紙『朝鮮日報』などの取材に対して、自己ベストを叩き出したレースを「何の後悔もない。気分よく走れたと思いますし、それによって自己ベストも出せたので誇らしい」と総括。その上で自らが「夢に見た大会」と位置付けたアジア大会の“負”の一面を語った。
「私たちが泊っているホテルの食事が思ったより質が酷くて、最高のパフォーマンスを発揮できるかかなり心配だった」
またも運営の提供にケチがついた。建設資材の高騰によって選手村の建設を断念していた今大会は、既存のホテルに加え、大型クルーズ船、コンテナ型の仮設宿泊施設に選手や関係者を分散して滞在させる方式を採用。だが、施設によって環境が異なるため、一部の関係者から日本の“おもてなし”に異論が飛んでいた。
キム・ジュハが「酷い」と語った食事面においても、すでに問題視されている。タイの選手団団長を務めるアピワット・スリヴァンダナ氏は、ニュースサイト『Khaosod』などで「タイだけでなく、多くのアジア諸国が問題を抱えている。例えば、ホテルに宿泊している選手たちは食事について不満を漏らしている」と言及していた。













