Jリーグ誤審問題で叫ばれるリプレー検証導入、世界に先駆けてビデオ判定を導入していた日本の伝統競技とは?

タグ: , 2019/5/20

Jリーグで起きた悲しき誤審

 というのも、サッカー・Jリーグでまたしても悲しき誤審が生まれてしまったからだ。

 5月17日の浦和対湘南戦で悲劇は起きた。湘南の杉岡のシュートは明らかにゴールラインを割っていたが、副審は判定せず。主審も副審らと確認した上で、ノーゴールとしてプレーを流した。

 誤審を撲滅することはできない。人は過ちを犯すものである。

 ただ、これだけ世界のスポーツシーンで映像による判定が普及している中では、多くの議論を呼び、物議を醸すのも必然である。

 試合は結果として湘南が勝利した。もっとも最大の被害者は、1ゴールを失った杉岡であり、湘南である。その上で、ネット上を中心に審判団への誹謗(ひぼう)中傷が止まない。彼らのパフォーマンスをかばう必要はないが、一方で彼らも被害者のようにも映る。

 JリーグはDAZNで全試合が中継されている。検証に転用できる下地はあるわけだし、誰もが映像で今回の誤審を確認した。

 これまでもJリーグは導入を「検証中」としてきた。今季からはルヴァンカップの準々決勝以降の全13試合と、J1参入プレーオフの最大計14試合でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)導入を決めていた。それでも「これらの試合でVARの効果を検証の上、導入の方向性を議論するための材料」とあくまでテストの一環という姿勢だった。これではリーグの怠慢と取られても仕方あるまい。

 過失を必要以上に騒ぐより、これから起こり得ることの方がはるかに大事である。ましてや自国開催で、開催国枠として一大会限りで復活する野球である。これも他山の石として、入念な準備を進めてほしい。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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