米紙敏腕記者が持論! 大谷翔平側の“筋書き”を指摘「経済的にオオタニが”無能”でだまされやすいと信じさせたがっている」

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大谷の専属通訳だった水原氏の解雇問題は世界的に波紋を広げている。(C)Getty Images

 業界関係者も寝耳に水だった騒動は、そのハレーションは大きくなる一方だ。ドジャースに所属する大谷翔平の専属通訳を務めていた水原一平氏が解雇された問題である。

 世界を騒然とさせている。この問題は米連邦捜査局の捜査により、大谷の口座から違法ブックメーカーへ資金流出していることが判明。これを現地時間3月20日に米スポーツ専門局『ESPN』をはじめとする複数の米メディアが一斉に報道すると、これを受けたドジャースは水原氏を解雇した事実を認め、「我々は報道について把握しており、情報を収集している」と声明を発表した。

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 もっとも、複数の米メディアでは水原氏の言動が注視されている。というのも、同氏は今月19日に実施された『ESPN』取材で「翔平は事実に喜んではいなかったが、私がこれからギャンブルをしないよう助けると言った。彼は(負債の)肩代わりしてくれることを決断した」と説明。ただ、同インタビューの掲載準備を始める段階で、大谷側が水原氏の説明を否定。本人も発言を撤回し、「翔平は賭け事にはまったく関与していない。これが違法だとは知らなかったことを知ってほしい」と語ったのだ。

 後に『ESPN』のクレイ・トンプソン記者は「私たちに嘘をついたのか」と問いに水原氏が「イエス」と答えたと報道。事態の収拾を図ったが、やはり状況が一変する発言の撤回には、米メディアからも“疑念”が向けられている。

 ニューヨークの日刊紙『New York Post』の敏腕であるジョン・ヘイマン記者は「オオタニ側は、彼が野球のレジェンドで、かつ経済的には無能だと信じさせたがっている」と銘打った記事を掲載。そのなかで今回のスキャンダルにおける大谷側の動きを辛辣に分析している。

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