「捕ってからも心配って嫌ですね、ピッチャーも」レジェンドOBが危惧する リーグワースト失策佐藤輝明の"チームに与える影響"とは
8日の試合では痛恨の落球シーンがクローズアップされた(C)産経新聞社
阪神の主砲、佐藤輝明の守備難が改めてクローズアップされている。
現在混セとなる中、8日のヤクルト戦(神宮)では2点を追う3回一死の場面、長岡秀樹の三塁へ高く舞い上がった飛球に対し、ボールはグラブに一度入ったものの、捕球しそこねるボーンヘッド。セ・リーグワーストを更新する23個目の失策を契機にその後の沢井廉の3ランにつながってしまった。
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一方、打撃面では3連戦初戦のヤクルト戦で12号となるグランドスラムを放つなど絶好調。勝負の9月にきて勢いを増しているとあって、課題の守備面の向上が求められている。
佐藤の三塁守備に関しては球界内からも様々な考察の声が出ている。
現役時代は日本ハム、阪神で活躍した下柳剛氏は自身のYouTubeチャンネル「柳に風」を9月9日に更新。動画の中でヤクルトのレジェンドOBで現役時代に遊撃、三塁手として10度のゴールデン・グラブに輝くなど守備の名手として知られる宮本慎也氏と対談を行っている。
現在の混セの各球団のキーマンなどについて意見を交わす中で、佐藤の守備面に話題が及ぶ場面があった。
宮本氏は佐藤の守備に関して「(打球を)捕ってからも心配って嫌ですね、ピッチャーもね」とコメント。佐藤の場合は捕球してからのスローイングにも不安があることで、投手にも影響を及ぼしている可能性があると指摘。