「重要なテストが予定されている」角田裕毅、入賞実績を持つアゼルバイジャンGPへ自信「ギアチェンジが多く、忙しいサーキットだ」
角田がバクーでのポイント獲得に意欲を見せた(C)Getty Images
F1は9月13日より第17戦アゼルバイジャンGPが開催となる。角田裕毅が所属するビザ・キャッシュアップRB(以下RB)は夏場のヨーロッパで4戦連続での入賞を果たしたものの、サマーブレイク明けのオランダ、イタリアはポイント争いに絡めず、苦しいレースとなった。
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特に角田は、ホームレースとなった前回のモンツァで他車との接触によりわずか7周でリタイヤという結果に終わっており、バクー市街地コースを舞台に行われる今回のグランプリでは完走はもちろん、4戦ぶりのポイントゲットを目指す。
チームもアップデート導入もマシン性能向上がみられないなど、試行錯誤を続けながら迎える今回のアゼルバイジャンGP。RBの両ドライバー、そして首脳陣によるグランプリウィークへの意気込みが、英メディア『Pitpass.com』で紹介されている。
このコースでF1ルーキーイヤーでの7位を含め、過去2度の入賞実績を持っている角田は、「バクーのストリートコースは、最後の右コーナーからターン1までの長い高速セクシションと、旧市街を抜けるタイトなセクションが混在する珍しいコースで気に入っている。過去には僕らのマシンに合っていて、2度ポイント圏内でフィニッシュしている」と自信を覗かせている。また「ウォールが近いから正確さが要求されるけど、今年はウォールの一部が後ろに移動し、コース上に停止したマシンを排除するための開口部が追加された。次のシンガポールのようにギアチェンジの回数が非常に多く、忙しいサーキットだ」と話す。