井上尚弥にTKO負けのドヘニーが自身への“臆病者”批判に憤怒! 英国戦士にブチギレ投稿「まずは偉大さを追い求めろ」

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井上との試合で敗れたドヘニー。彼の戦いぶりには一部で批判も起きている。(C)Getty Images

 敵なしの強さを誇る「モンスター」との戦いを終えたベテランは、自身に対する“臆病者”という指摘に黙っていなかった。

 大反論を展開したのは、9月3日に東京・有明アリーナで行われたボクシングの世界スーパーバンタム級4団体王座戦に挑んだテレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド)だ。この試合で統一王者・井上尚弥(大橋)に7回TKO負けした37歳は、守勢に回った戦術をWBAフェザー級王者のニック・ボールに揶揄されたことに異を唱えた。

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 たしかにパフォーマンスは消極的にも映るものではあった。序盤から出方をうかがう井上に対して、攻勢を強めることなくひたすらにカウンターを狙い続けたドヘニーだったが、隙を見いだせずに苦戦。雌雄が決した7回にはコーナーで連打を浴びせられると、腰付近を押さえながら「ダメだ」と吐露。ゆっくりと膝をつき、ほぼ棄権とも呼べる形でTKO負けを喫した。

 この内容と結果に対してボールは、英ボクシング専門メディア『Second Out』の公式YouTubeで「ハイライトしか見てないけど、彼(ドへニー)は諦めたように見えた。イノウエのボディショットを食らって、背中の痛みを訴えていたけど、僕には諦めたように見えた」と指摘。井上に対してドヘニーが逃げ腰だったと論じたのである。

 10歳も年下の王者の批判的な発言に、ドヘニーも黙っていられなかった。自身のXを更新した際に「ニック・ボールの野郎が、俺のことを『諦めたやつ』と呼び、その上、同じ動画で自分より低い階級のファイターを批判するなんて、今まで見た中でも最高の動画の一つに数えられるに違いないな、ハハハハ!!」と皮肉を展開。

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