阪神ファン激震!日本一貢献の32歳、変則サウスポー、2軍30盗塁の若虎に戦力外通告
遠藤は23歳と若く、欲しがる球団がありそうだ(C)産経新聞社
両リーグともに優勝チームが決まり、戦いの舞台がプレーオフに移ろうとしているNPB。ファンの関心はクライマックスシリーズだけではなく、戦力外通告された選手たちにも向けられている。各球団の戦力外通告に関する情報が連日報じられている中、阪神が加治屋蓮、高浜祐仁、岩田将貴、遠藤成、片山雄哉と来季の契約を結ばないことを発表した。
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これには阪神ファンのみならず、プロ野球ファンからも驚きの声が上がっており、それだけ予想外の人選だったことがうかがえる。加治屋は昨シーズン51登板、防御率2.56とリリーフ陣を支え、38年ぶりの日本一に貢献した1人だ。今シーズンは13試合の登板に留まり、防御率は4.50と安定感を欠いたが、2軍では29試合に出場して防御率は0.68と十分すぎる成績を残した。
しかし、阪神は漆原大晟、浜地真澄、岡留英貴、石井大智など右の若いリリーフ投手が充実している。2軍で好成績を残しているとはいえ、現在32歳の加治屋が割って入ることは容易ではない。それでも2軍では無双しており、獲得に乗り出す球団は少なくないだろう。
岩田は2020年に九州産業大学から育成選手として入団した26歳の変則サウスポー。2022年に支配下選手登録され、今シーズンは2軍で46試合に登板して防御率2.11と安定感を見せたが、1軍登板は叶わないまま非情宣告を受けた。
2軍で結果を残しながらも戦力外を受けた岩田ではあるが、リリースポイントの低いサイドスローは左打者からすれば厄介でしかない。巨人の高梨雄平のような左キラーになれるポテンシャルは備えており、左のリリーフが足りていないチームは興味を示すかもしれない。