「忘れられるぞ」からの這い上がり DeNAプロ5年目ドラ1 大型内野手の貢献に話題沸騰!「伸びしろしか感じない」
森は好調を維持している(C)産経新聞社
DeNAは17日に行われたCSファイナルS第2戦(東京ドーム)に2-1と勝利。シリーズ成績を2勝1敗(4勝先勝)と、目指す日本シリーズ進出まであと2勝となった。
先発の大貫晋一は初回を変化球をまじえ、三者連続空振り三振でスタートするとその後も緩急をつけた投球術で巨人打線を封じ込める。
【動画】森は相手エース、菅野の変化球に食らいつき、貴重な先制打を放った
今季最多勝をマークした難敵、菅野智之との投手戦が続く中、「7番・遊撃」で先発出場した森敬斗は両軍無得点で迎えた5回、一死三塁のチャンスに菅野の初球、低めの変化球に必死に食らいつき、中前へ運ぶ。これがチームにとって先制打となった。
森といえば桐蔭学園から2019年のドラフト1位入団。当初から大型遊撃手として活躍が期待されたが、ここまで来る道のりは平坦ではなかった。
身体能力の高さを認められながら、度重なる故障含め、安定した打撃も見せられず、一軍に定着できない日々が続いた。昨季は開幕スタメンに名を連ねるもわずか9試合の出場に終わった。8月には右有鈎骨摘出術を受けるなど、PSの戦いにも参加できず。
周囲の期待を集めながら、壁を乗り越えられないドラ1には三浦大輔監督も「(このままでは)忘れられるぞ」と熱いゲキを飛ばしたことも知られている。
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