【日本ハム】今季は勝ち星0…飛躍したチームの裏で苦しんだ21歳左腕 来季こそ戦いの場へ
新庄監督も根本には期待している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
2年連続最下位からリーグ2位と、大躍進を遂げた2024シーズンの日本ハムでは田宮裕涼や水野達稀、水谷舜といった新たに台頭してきた戦力もチームを支えた。
一方、その裏で、悔しいシーズンを過ごした選手もいる。4年目左腕の根本悠楓もその1人だろう。
昨年11月に開催された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」では第2先発の役割を担い、2試合に登板して計5回無失点と侍ジャパンの一員として、存在感を示した。
今季は開幕ローテーション入りが期待されたものの、オープン戦で思うような結果を残せず、ファームスタートとなった。開幕後、4月14日のオリックス戦(京セラ)で今季初先発のチャンスが回ってきた。しかし、結果は2回を投げ3安打5四死球3失点と制球に苦しみKO。再びファームでの調整を強いられた。
その後、ファームでは、先発とリリーフを交えながら、調整を重ねた。8月3日のソフトバンク戦(みずほpaypay)で再び先発機会がめぐってきたが、3回途中を被安打4、3四球5失点とここでも結果を残せず、再びのファーム調整となった。
その後は1軍での登板機会にめぐまれず。過去2シーズンはいずれも3勝を挙げていたが、今季は未勝利。1軍登板もプロ最少の2試合と、悔しい1年となった。
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