角田裕毅にリーダーの自覚　日本人らしい“献身性”に海外着目　新人ハジャーを支える姿勢を称賛「確かなチームスピリットが息づいている」

角田とハジャーは良い関係を築いているようだ(C)Getty Images

　いよいよF1は2025年シーズンが開幕。オーストラリアGPから全24戦が行われる今季も、各ドライバーによるサバイバルレースはし烈を極めていくことが予想される。

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　その中で、日本人F1ドライバーとして5年目のシーズンを迎えた角田裕毅の発言が注目を集めている。開幕直前での米メディア『motorsport.com』のインタビューの中で、角田が新チームメイトであるアイザック・ハジャーについて語っており、「もし彼が厳しい状況に陥ったり、苦しんだりすることがあれば、できる限り助けるつもりだ」などとコメント。また他にも、「最終的には僕たちは世界トップ20のドライバーなんだから、彼自身で困難な状況を乗り越える方法も知っているはずだ」として、ルーキードライバーに言葉を投げかけている。

　また同メディアでは角田に対し、「自身のF1デビューシーズンにおいて、当時のチームメイトであるピエール・ガスリーから指導やアドバイスを受けており、同じような役割をアイザック・ハジャーに対して果たすつもりだ」と指摘している。

　そして、F1で5年のキャリアを積んだ角田が、初めてシーズンを戦うハジャーの様々な面における“サポート”も辞さないと明かしたこのコメントには、欧州モータースポーツサイト『Motociclismo.pt』もフォーカス。同メディアは、「F1の熾烈な世界では、チーム内の支え合いや団結が大きな違いを生む。5年目のシーズンを迎えるツノダの経験と知識は、ハジャーにとって貴重なものとなるはずだ。激しいプレッシャーと高いリスクの中で戦う術を知るツノダの存在は、今季結果を残したいハジャーにとって大きな助けとなるだろう」などと見通している。