「史上最高が軽く使われすぎ」米伝説名手の“大谷翔平評”が波紋 二刀流の歴史的価値を巡って議論百出「ジャッジを有名にしたのはオオタニだ」

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大谷に対する持論を投じたジーター氏。その内容が一部で波紋を広げた(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)とアーロン・ジャッジ(ヤンキース)。メジャーリーグが誇る2大スターは、今夏のオールスターでも話題の中心となった。

 現地時間7月15日にアトランタで行われた試合の中継を担った米スポーツ専門局『FOX Sports』でも2人の存在は、大々的にクローズアップされた。その中で、ゲスト解説を務めたレジェンドの“大谷評”が小さくない波紋を生んだ。

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 発信者となったのは、デレク・ジーター氏だ。かつて圧倒的なカリスマでヤンキースを支え、「ニューヨークの貴公子」として米球界で人気を博したレジェンドは、「二人(ジャッジと大谷)はこれから何年も野球を背負っていく存在だ」と強調。その上で、一部で大谷が「史上最高の選手」と評されることに異を唱えた。

「オオタニのことは誰もが『史上最高の選手だ』と言っている。でも、私は、その言葉が軽く使われすぎているように思う。ハンク・アーロンやウィリー・メイズの特集をしていたが、偉大な選手たちのリストは尽きない。だから、その称号を彼に与えるにはもう少し長くプレーする必要がある」

 無論、現球界で唯一無二の二刀流を続けてきた大谷を見下しているわけではない。ジーター氏は「彼のスキルセットは歴史的に見ても最高レベルだ。毎日見ていて楽しい」と評している。

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