菅野智之、白星ならずも6回1失点のQS ”レジェンド”と演じた投手戦を地元メディアも称賛「その名声に相応しい投球をみせた」

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菅野の力投は報われなかった(C)Getty Images

 オリオールズの菅野智之が現地時間9月13日、敵地でのブルージェイズ戦に先発し、6回を投げ被安打4、1失点の好ピッチングを披露した。試合は4-5でオリオールズがサヨナラ負けを喫し、菅野に勝敗はつかなかった。だが、先発投手として役割を果たした日本人右腕には、高い評価が送られている。

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 初回、菅野はブルージェイズのウラジーミル・ゲレロJr.が放った打球がピッチャー返しとなり左足に直撃。前回登板のドジャース戦に続き、打球が身体に当たるアクシデントに見舞われるも、この試合ではその後も投球を繰り広げている。この試合、ブルージェイズは通算221勝を挙げているマックス・シャーザーが先発。日米のベテラン同士の投げ合いにより、中盤まで僅差のスコアでゲームが展開した。

 菅野は6回を1失点に抑え、球数は63球だったもののこの回限りで交代が告げられ、シャーザーも5回まででマウンドを降りている。6回終了時でオリオールズが2-1とリードしており、菅野は勝ち投手の権利を得て降板。だが両チームのリリーフ投手が登板した試合後半にスコアが動き、最終的にブルージェイズが逆転サヨナラで勝利を掴んだ。

 菅野は久々の白星とはならなかったが、オリオールズの地元放送局『MASN』がそのピッチングを称えている。試合後のレポートでは両チームの先発投手をフォーカスしており、「試合の焦点はボルチモアのブルペンに移ったが、試合の立ち上がりを飾ったのは2人の伝説的投手の先発マッチアップだった」と説明する。

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