救急搬送の高田勇仁が無事を報告 トレーナーが“偶然のバッティング”が起きた当時の状況を説明「噴水のように血が吹きあがった」

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治療を終え、会見に臨んだ高田(C)CoCoKARA next

 9月14日、名古屋・IGアリーナで行われたWBA世界ミニマム級正規王座決定戦で、WBA世界同級1位の高田勇仁(ライオンズ)は、同級2位松本流星(帝拳)に敗れ、創設40年目のジム悲願の世界王座を逃した。

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 決着は予期せぬアクシデントによるものだった。5ラウンド目に入って「(相手との)距離感が掴み始めていた」高田が攻め込もうとした刹那、懐に入り込んでアッパーを繰り出しに行った松本の頭部が高田の顔面を直撃。

 そのまま力なくリング上に倒れ込んだ高田は出血が止まらず。ここでレフェリーストップがかかった。「偶然のバッティング」とアナウンスされた試合は、規定によって負傷判定。松本がベルトを手にする形となった。

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