分かっていても大谷翔平は「捕球が難しい」 ド軍若手捕手がマスク越しに見た“メジャー随一の才覚”「次にどう来るかは読めない」

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大谷とバッテリーを組んだ際の驚きを語ったラッシング(C)Getty Images

 マイナーで実績を積み重ねた“逸材”であっても、マスク越しに見る怪物のボールは「特別」だ。

 現地時間9月23日、米スポーツ専門局『ESPN LA』の番組に出演したドジャースの若手捕手であるダルトン・ラッシングは、名投手がズラリと居並ぶ投手陣の中でも「(捕球に)集中しないといけない相手」として挙げたのが、大谷翔平だった。

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 ラッシングは今年5月にメジャーデビュー。チーム内では正捕手ウィル・スミスに次ぐ、2番手という立場なれど、いわゆるエース級の投手が集う投手陣を支えるリードの巧みさは際立ってもいる。

 そんな名門の生え抜きプロスペクトは、大谷とのバッテリーについて「ショウヘイの投げるボールは誰にも負けないぐらいにえぐい」と証言。「それでいて彼はボールの操り方が本当に上手いんだ。同じスライダーでも、92マイル(約148キロ)で投げたり、84マイル(約135.1キロ)で投げたりするんだ」と語り、多彩な投球術への本音を漏らしている。

「(サインは交わしていても)次に何がどう来るかは読めないところはあるんだ。その『どう動くか分からない』感じが捕球をより難しくさせる。でも、それこそが彼の凄さなんだと感じるよ」

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