日本ハム3連勝で逆王手!2ランスクイズ敢行に中継解説が鷹に「奮い立って」と促すも…山川穂高が捕球&送球のダブルエラー

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捕球&送球のダブルエラーでダメ押し点を献上したソフトバンク・山川(C)産経新聞社

「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファイナルステージ(S)の第5戦が、10月19日にみずほPayPayドームで行われ、2位・日本ハムがリーグ王者のソフトバンクに7-1と快勝。3連勝で日本シリーズ進出へ逆王手をかけた。ソフトバンクに与えられているアドバンテージの1勝分と合わせて、通算成績は3勝3敗。決着は同20日の第6戦に持ち越された。

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 波乱の立ち上がりを乗り越えた。初回裏の守備。一死から一塁走者のソフトバンク・周東佑京が二盗を試みた際、ベースカバーに入った新人遊撃手・山縣秀が交錯。地面に付けた左膝に周東のスパイクが入った。山縣は倒れ込み、そのまま担架でベンチ裏に搬送された。

 それでも、第3戦、第4戦と長打で打点を挙げていた山縣の穴をチーム全体で埋めてみせた。打線は4回、ルーキーに代わって途中出場した石井一成の中前安打をきっかけに、無死満塁の絶好機を作ると、清宮幸太郎の一ゴロの間に先制。さらに、田宮裕涼の左犠飛、矢澤宏太の適時二塁打で、この回3点だ。

 さらに、5回も清宮の一塁線を破る2点二塁打で加点。なおも一死二、三塁からは田宮が低めのボール球をスクイズ。二塁走者の清宮は本塁憤死したが、6点目が記録された。

 2連勝中とはいえ“負ければ終戦”の試合で、敢行した2ランスクイズ。中継した『NHK-BS』で解説を務めた元ヤクルトの宮本慎也氏は「ファイターズのやりたい放題になってますね。生き生きと試合を運んでいる」と評し、同時に「ここでホークスは奮い立ってほしい。舐めんなよ、と。意地を見せてほしい」と奮起を促した。

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