大谷翔平への「史上最高」は軽薄? 米球界内で飛び交った称賛に米識者が反論「なぜ自動的に『最高』になるのか。理解できない」

タグ: , , , 2025/10/20

球界の話題を独占した大谷。そのスター性に異論が飛んだ(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)の歴史的快挙の余波が広まっている。

 野球の本場であるアメリカでも話題沸騰となっているのは、現地時間10月17日に本拠地で行われたブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で披露した超人的なパフォーマンスだ。

【動画】「これが7億ドルの価値」大谷翔平の1試合3発をまとめてチェック

 ワールドシリーズ進出に王手が懸かった中で「1番・投手兼指名打者」として先発登板した大谷は、投げては7回途中を被安打2、無失点、10奪三振と快投。打っても場外弾を含む3本塁打と躍動。メジャー史上初となる「1試合3本塁打&10奪三振」の離れ業をやってのけた。

 まさに伝説的なワンマンショーを披露した大谷の異能ぶりへの余波は一向に収まる気配がない。米球界内では多くの記者や識者が「史上最高」という言葉で絶賛。対峙したブルワーズナインからも「前例がどれだけあるか分からないけど、史上最高の試合だと思う」(クリスチャン・イエリッチ談)といった声が上がった。この事実こそが、二刀流スターの凄みを物語ると言えよう。

 もっとも、球界の話題を独占したスターに対する異論がないわけではない。とりわけ多くの関係者が強調した「史上最高」か否かは議論百出の事態となっている。「理解できない」と訴えたのは、米ポッドキャスト番組『Pod of Fame』のホストを務めるジム・ミロフ氏だ。

 キッカケは有名アナリストの投稿だった。17日の試合直後にXで、米スポーツ専門局『FOX Sports』のベン・バーランダー氏は「これは大げさに言ってはいない。僕らはショウヘイ・オオタニによる史上最高のスポーツパフォーマンスを目撃しているかもしれない」と発信。これにミロフ氏は異を唱えたのだ。

「今のペースでいけば、おそらくオオタニは(MLBで)2200安打、475本塁打、1300打点、60勝、そして1000イニングに満たない成績で現役引退するだろう。そんな数字を見て、どうして彼を、(ハンク・)アーロンより上、(ウィリー・)メイズより上、ルー・ゲーリッグや(テッド・)ウィリアムズより上に置けるのか、まったく理解できない」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム