「この試合に全力を尽くすつもりはない」ロバーツ采配をド軍メディアが“非難”…「より優秀で信頼できるリリーフを起用せず」

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ロバーツ監督のワールドシリーズ第1戦での継投策は裏目に出てしまった(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間10月24日、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第1戦に4-11で敗れた。

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 先発のブレーク・スネルは5回まで2失点に抑えていたが、6回に四球、安打、死球と無死満塁のピンチを背負ったところで、デーブ・ロバーツ監督が交代を告げる。

 2番手はエメ・シーハンがマウンドに上がったが、2本の適時打と押し出しの四球を許した。3番手に送り込んだアンソニー・バンダは代打のアディソン・バーガーに満塁弾、アレハンドロ・カークに2ランを浴びる惨状で、ブルージェイズ打線を止めることができなかった。継投策は完全に裏目に出てしまった。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』は、「シーハンは制球と被本塁打に苦しんでいるロングリリーバーであり、一方のバンダはポストシーズンを通して、緊迫した場面で信頼されていなかった。より優秀で信頼できるリリーフ(たとえばロウキ・ササキなど)を起用せず、ロバーツ監督は、一切のミスが許されないエリート揃いのワールドシリーズの打線と対峙する準備ができていないリリーフ投手に、チームの運命を委ねた」と、ロバーツ監督の継投策を非難した。

 同メディアは「より優秀で信頼できるリリーフ」のひとりとして、佐々木朗希の名を挙げたが、起用したのはシーハンとバンダだった。チームに「この試合に全力を尽くすつもりはない」とメッセージを送ったようなものだと伝えている。

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